応急手当

テレビの映像を見ているだけで
恐ろしくなります

でも現地の被災にあわれた方は
恐怖心だけでなく
疲労と寒さ・・それ以上の辛さが感じ取れます

イヤ!自分たちが想像している以上だと思います
1つ前の記事をアップした後実家に行ってテレビを見ていると
1万人行方不明の街が・・・
復興支援団も海外から到着しだしました
日本人として、しっかり目に焼きつけて置かなければ
いけないと思います
明日は我が身!
手を取り合い出来る事をしてあげましょう

怪我をされた方も多くいらっしゃるようです

前にも少し書かせて頂きましたが
磐田市消防団本部に少しの間居ました
その時応急手当の講習を受けましたが
その上の応急手当普及員という
皆に教える事が出来る資格を取りました
実際に交通事故にあわれた男性の命を自分自身の手で救う事が出来ました
消防署などでも、講習会を開いています
3時間ほどの講習で
心肺蘇生法・止血法・搬送法
これらを学ぶ事が出来ます
たった3時間ですが、貴重な3時間に絶対になるはずです

私たちが行う応急手当の目的は
①【救命】
②【悪化防止】
③【苦痛の軽減】
です!
救命は、字の通り、生命を救う事です
応急手当てを行う際は『救命処置』を最優先にします

悪化防止は、けがや病気を現在以上に悪化させない事
傷病者の症状や訴えを十分把握して、応急手当てを行います

苦痛の軽減は、傷病者は心身共にダメージを受けています
出来るだけ苦痛を与えない手当てを心がけながら
『頑張ってください!』『すぐに救急車が来ますよ!』
などと励ましてください!
生きる勇気を与えて下さい!

救急車の要請をして到着するまでの時間が
全国平均で6~7分です
心肺停止の傷病者を手当てせず放置しておくと
約3分で死亡率は50%になり、7分では・・・
(これを、カーラーの救命曲線と言います)
脳に酸素が行かないと細胞は急激に死んでいきます
知んだ細胞は戻りません

しかし、応急手当が遅くても、意味が無くなるという訳ではありません
早ければ救命の効果が高くなりますが、
少しでも蘇生の可能性があれば、その可能性に懸けた
積極的な応急手当てが望まれます

チェーン・オブ・サバイバル

心肺停止した方を救命するには

〇早い119番通報
〇早い心肺蘇生
〇早い除細動
〇2次救命処置(救急隊や病院での処置)

これらが連続で行われることが大切です
これを
《救命の連鎖 チェーン・オブ・サバイバル》と言います
この4つの内1つでも途切れてしまうと救命効果は低下してしまいます

震災など、同時に多数の傷病者が発生した時は、平常時のように
救急車を期待する事は困難です
今回もテレビ映像を見ると、道が寸断され被災地周辺でも
逃げる車又は、安否確認の為に被災地に来る車で
道路のやくめを果たしていません

この様な時は、自主救護に努めなければいけません

・自分たちの生命、身体は自分たちで守ると言う心構えを持ちましょう
・傷病者がいたら、お互いが協力しあって救護活動が出来るように
 普段から近所の方に協力を求めやすい環境と態勢を作っておく事も必要です
・応急手当用品を普段から備えておき、不測の事態に備えておくことが望まれます

ここで、心肺蘇生法の仕方を書くのは誤解など起こると怖いので
流れだけにします

①周囲の安全確認
必ず、傷病者に近づく前に周囲の確認をしてください
二次的危険を取り除くためです

②反応の確認
肩を叩きながら、出来るだけ耳元で
名前や、『もしもし!大丈夫ですか?』と呼びかけます
※体を大きくゆすったりするのはやめましょう!

③助けとAED
反応が無い場合大声で人を呼びます
来たら救急車の要請の電話をさせるAEDを持ってこさせる
1人であれば、119番通報し近くにAEDがあれば取りに行く

④気道確保
意識など反応が無くなると全身の筋肉が緩んできます
舌の筋肉が緩むと、舌が喉に落ち込んで空気の通り道をふさいでしまいます

気道確保は片手を額にあて
もう片手の人差し指と中指で
顎の先をもちあげます(首部分がのけ反るように)
※アゴ先は骨の部分だけにあたるように!急激に反らさないように注意

⑤呼吸の確保
気道確保したうえで
10秒以内に傷病者の口と鼻先に自分の顔を近づけ
眼と耳と身体で傷病者の反応を確認します

⑥心肺蘇生とAED
⑤まで反応が無い場合心肺蘇生にに移ります
あれば、必要に応じてAEDを使いながら
心肺蘇生を行います
心肺蘇生法は実際に体験してください
元気な方を練習にやらないでください危険です!

AED操作する場合
機械がメッセージを言うので
指示に従い進めて行けばいいのですが
電気ショックを行う時
自ら、又は第3者の手伝っている方が傷病者と触れ合っていると
通電してしまい大変危険です

心肺蘇生について書き出してみましたが
一度体験しておくと良いと思います

実際に被災地では
医療関係も麻痺してきていると思います
まず自らを守り家族を守るためにも
無料講習ですので、体験しておくこともいいかなって思います

それから、右側にリンクしている
Love in Action 献血は愛のアクション


LOVE in Action


We are シンセキ~を合言葉に毎朝6時30分からFMで放送しています
日本赤十字社の献血プロジェクト!
賛同してリンクをはらして頂いて居ますが
最近は献血に行っていません・・
行って少しでも役にたてればと思います

長々と書きましたが、全体の情報収集
地震の鎮静化!これ以上被害が大きくならない事を
祈ります
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この記事へのコメント
救急救命

何回か

講習 受けました


正直使いたくない 技術と思いました

でも それで 命がすくえるなら…
Posted by はるぷー at 2011年03月13日 00:56
使いたくない技術・・
だけど命を繋ぎとめる術ですね

本当に?これで~?と思いましたが
偶然かも知れません、運が良かったのかも知れませんが
実戦で有効で若い20代の男性を救う事が出来ました

忘れてもいい、体験した人としてない人では
緊急時に違いが出ます
消防署に支持を仰ぎながら
心肺蘇生を行う事も出来ます
誰かが・・ではなく
私が・・も大切と思います
Posted by ピータンパパピータンパパ at 2011年03月13日 01:10
ピータンパパさん

想像以上の被害でした・・・まだまだ増えそうですが
原発の放射能の二次災害も心配です
緊急救命技術 覚えておかないといけないな

いま出来ること・・・献血にでも行ってこようと思っています

はるぷーさんの所にパパさんへのコメント書き込んでおきましたよ  ムフッ
Posted by roadroad at 2011年03月13日 09:04
roadさん、こんにちは
実際に血液も足らないみたいです
LIVE放送で、原発の状況説明に
『今どこまで話していいか?県に聞かないと・・・』と
涙を浮かべ苦痛の表情を浮かべていた映像・・
現状は、深刻だと思います
未だ全貌がわからない状況です
1万人の行方が・・と言われる街
怖い・・ではなく
しっかりと見守り目に焼きつけて置きたいです
明日の為に・・
roadさん、ありがとうございました~
コメにコメしときましたよ~ 
又遊びに行きますね!師匠
Posted by ピータンパパピータンパパ at 2011年03月13日 11:39
 
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